皆さんは「共働きの大変さ」に苦しんでいませんか?
毎日「やること」に追われて、心に余裕が無くなっていませんか?
- 毎日レシピを考えるのが面倒、料理を楽しむ余裕がない
- 湯船に浸かる時間がなく、シャワーで済ませて疲れが取れない
- 土日はSNSに時間を費やし、あっという間に休日が終わってしまう
上記の内容は、新婚当初の私たち夫婦の生活です。
「忙しくて時間がない」「贅沢してないのに貯金できない」が口癖で、毎日のように妻と喧嘩をしていました。
結論から言うと、忙しい共働き夫婦に必要なのは「やることを減らす」ことです。
私たち夫婦は「時間の余裕」と「家計の余裕」をつくるために「やらなくていいこと」を徹底的に減らしてきました。その結果、下記のようなメリットがありました。
この記事では、時間と家計の余裕をつくるために「減らすべき5つのこと」について紹介します。
この記事の内容を実践することで、夫婦でゆっくりと会話する時間が増え、自然とお金が貯まる習慣を身につけることができます。
共働きで大変な思いをしている皆さんが、少しでも余裕のある生活を送ってもらえるようになると嬉しいです。
「本当にやるべきこと」は意外と少ない
「共働き夫婦」は家事と仕事の両立が大変
共働き夫婦は、仕事と家事を両立する必要があるため、どうしても時間に余裕が無くなってしまいます。
その結果、夫婦でゆっくりと話し合う時間がとれず、家計を見直す機会を作れないため「贅沢をしていないのにお金が貯まらない」状態になってしまいます。
「時間とお金に余裕がない現状」を変えたい、と思っている夫婦は多いと思います。
「やるべきこと」は意外と少ない
料理や洗濯などの家事、シャワーや歯磨きなど「やらなくてはいけないこと」はありますが、「やるべきこと」は意外と少なかったりします。
「当たり前のようにやっていること」の中で、減らすことができるものは意外と多いです。
- 布団に入ってから眺める、インスタグラムやツイッター
- 本当は行きたくない、付き合いで参加する会社の飲み会
- 洗濯物をベランダに干して、乾いたら部屋に取り込む行為
時間や家計の余裕を作るためには、今まで当たり前だと思っていたことに疑問を持つことが必要です。
「やることを減らす」ことから始める
普段の生活の中でやらなくていいことを見つけて、それを減らしていくことが「時間の余裕をつくる」ことに繋がります。
時間の余裕ができるようになると、夫婦でゆっくりと会話する時間をつくることができます。
その時間を使って、今度はお金の余裕をつくるための「減らす」を実践していきましょう。
この記事では、時間の余裕をつくるために必要な3つの「減らす」と、お金の余裕をつくるために必要な2つの「減らす」について紹介します。
- 家事を減らす
- 情報を減らす
- 予定を減らす
- 家計を減らす
- モノを減らす
時間の余裕をつくるために減らすべきもの
家事を減らす
共働き夫婦が1番に減らすべきものは、洗濯や自炊、掃除などの「家事の時間」です。
私たち夫婦が共働きの状態で同棲を始めてから、日常生活の大半を家事の時間に奪われていました。
家事の時間を減らすことができると、自由な時間を大幅に増やすことができます。
例えば、洗濯物を干す時間を減らすことができれば、1年で10分/日×365日=3650分、約61時間も自由な時間を増やすことが可能です。
時短家電を活用しよう
時短家電を活用することで、家事の時間を大幅に減らすことができます。
- ドラム式洗濯乾燥機
「価格が高いから」といった理由で縦型の洗濯機を我慢して使用していませんか?
結論から言うと、その価格を吹き飛ばすほどの時短効果を体感することができます。
我が家ではドラム式洗濯機を購入して1年以上経ちますが、一番のメリットは「洗濯物を干す必要がない」ことです。
洗濯が終わるのを待ち、終わったら洗濯物をハンガーに掛けて屋外に干し、洗濯物を取り込むまでの工程を短縮することができるのは、想像していた以上に快適でした。
- ロボット掃除機(コードレス掃除機)
掃除機をかける頻度は各家庭によって違いますが、面倒な家事の一つであることは間違いありません。
ロボット掃除機を導入することで「掃除機をかける行為」自体を無くすことができます。
最近のロボット掃除機は、段差を検知したり、進入してほしくない部屋を設定できるなど、細かい設定が可能となっており、幅広い家庭で使用できるようになりました。
ロボット掃除機のデメリットとしては、細かいところが掃除できないところです。
「隅々までキレイに掃除したい!」といった方には、コードレス掃除機がおすすめです。
我が家ではロボット掃除機ではなくコードレス掃除機を使用していますが、コンセントを抜き差ししたり、コードが絡まったりすることがなくなったことで、掃除の時間を短縮することができました。
コード式の掃除機を使用している方は、是非ロボット掃除機もしくはコードレス掃除機を試してみてください。
- 食洗器
食事後の皿洗いは、時間がかかるだけでなく、冬季には手荒れなどの原因にもなってしまいます。
食洗器を使用すると、毎日の皿洗いの手間から解放されます。
我が家では、皿洗いに毎日20分かかっていたため、月に約10時間短縮することができました。
食洗器の使用で浮いた時間を使って、妻とAmazonプライムやNetflixでドラマを見るのが日課です。
情報を減らす
SNSを利用する時間を減らそう
「なんとなくツイッターやインスタグラム、youtubeを開いて、気が付いたら数時間経っていた」といった場面、ありませんか?
SNSは情報収集やコミュニケーションの場として欠かせないツールですが、下記のようなデメリットがあります。
- 時間を浪費してしまう
- 他人と比べてしまう
- 集中力が途切れてしまう
SNSに費やす時間を、趣味や読書など「自分が本当にやりたいこと」をする時間に変換していくことができれば、生活の充実感が上がります。
私の場合、半年前からツイッターとインスタグラムのアプリを消して、今までSNSに費やしていた分の時間を「妻とのカフェでおしゃべりする時間」に変換することで、妻とのコミュニケーションの場を増やすことができました。
目的がないテレビの視聴時間を減らそう
なんとなくテレビを付けて、なんとなく眺めるだけの時間、ありませんか?
- 毎週楽しみにしているドラマ
- 録画していた好きなお笑い番組
上記のような「目的のあるテレビの視聴」は必要ですが、目的もなくただ何となく眺めているだけでは、時間があっという間に過ぎ去ってしまいます。
「とりあえずテレビ付けるか」の前に一度立ち止まって、有意義な時間を過ごすよう心掛けてみましょう。
私の場合、テレビ番組は基本的に見ないのですが、テレビに「Fire TV Stick」を繋いで「ネットフリックス」や「Amazonプライムビデオ」で妻とゆっくり映画を見るのが趣味の一つです。
将来的にはテレビをディスプレイに変えて、NHK受信料の支払いを解約しようと考えています。
「ワクワクしない予定」を減らす
皆さんのスケジュールに「正直あまり乗り気じゃない予定」はありませんか?
私はこれを「ワクワクしない予定」と勝手に呼んでいます。
- 苦手な上司との飲み会
- あまり話したことのない知人の結婚式
「断るのが面倒」「その日だけ乗り越えればいい」といった考え方では、いつまで経っても自由な時間をつくることはできません。
仕事関係の予定などは断りづらかったりしますが、参加することで「苦手な相手との関係を続ける」ことになります。
自ら「ワクワクしない時間」を選んでいるのです。
人生一度しかありません。有限な時間を、自分が好きな相手と好きな時間を過ごして、ワクワクしない予定を減らすことで、自由な時間を増やしていきましょう。
お金の余裕をつくるために減らすべきもの
家計を減らす
時間に余裕ができるようになると、夫婦で話し合いをする時間を確保できるようになります。
夫婦での話し合いの時間を使って、次は「家計」を減らしていきましょう。
お金が貯まらない1番の原因は「家計を把握できていない」ことです。
共働き夫婦は、家計を見直す時間を確保できないため「贅沢していないのにお金が貯まらない」といった現象が起こります。
時間に余裕ができたら、夫婦で家計を見直す前に、まず家計を減らすことで家計を把握することから始めていきましょう。
クレジットカードを減らそう
キャッシュバックやポイント目当てで、クレジットカードを何枚も持っている方は、最低限必要な枚数に減らしましょう。
クレジットカードを何枚も持つデメリットは以下の通りです。
- カード毎の支出額を把握するのが面倒
- ポイントが分散する
- カードの枚数が増えて財布が分厚くなる
私たち夫婦の場合、楽天カード2枚(私1枚、妻1枚)のみで家計管理しています。
楽天カードはポイントが貯まりやすく、他の楽天サービス(楽天市場、楽天ペイ、楽天証券、楽天銀行など)との連携を含めて、とてもおすすめです。
「限度額や国際ブランドの関係で1枚では不安」といった方は、サブとしてもう1枚あると安心です。
私は、交通系ICカードのオートチャージ機能を使いたかったため、以前はサブとしてもう1枚クレジットカードを持っていましたが、おサイフケータイ機能付きのスマホに変えたことで、メインの楽天カード1枚になりました。
財布の中身を減らそう
財布の中身がパンパンだと、管理が面倒なだけでなく、単純に持ち歩きづらいですよね。
財布の中に下記の物が溜まっている人は、思い切って捨てたり、減らしてみましょう。
- レシート・領収書
- ポイントカード
- クレジットカード
- キャッシュカード
レシート・領収書
管理していないレシートや領収書は、まとめて捨ててしまいましょう。
ポイントカード
ポイントカードはポイント貯まってお得な印象がありますが、以下のようなデメリットがあります。
- 価格ではなくポイント目当てでお店を選んでしまう
- ポイントを貰うために余計な買い物をしてしまう(〇〇円以上購入でポイント2倍など)
最近ではスマホアプリになっているものも多いので、紙のポイントカードは思い切って処分しましょう。
クレジットカード
ポイントが分散しないよう、普段持ち歩くのは1~2枚に厳選しましょう。
キャッシュカード
管理する口座をなるべく減らして、1枚に減らしましょう。
クレジットカードやキャッシュレス決済をメインに利用している方は、必要な時だけ持ち歩くようにしましょう。
モノを減らす
定期的に断捨離しよう
持っている「モノ」が多いと、時間を奪われるだけでなく、お金が貯まりにくくなってしまいます。
- 同じものを何度も買ってしまう
- モノが多いため、部屋のスペースが狭くなる(モノに家賃を払っている状態)
- 自分が本当に必要としているものが分からなくなる
断捨離をすることで、お金だけでなく心の余裕や自由な時間を手に入れることができるようになります。
- モノを買うときに「本当に必要なものか」を考えることができるようになる
- モノを管理するためのコストと時間を減らすことができる
- 部屋のスペースが広がり「住むための空間」が広くなる
価格ではなく価値で判断しよう
洋服や家電製品など、大幅値引きされている商品やセール商品にどうしても目が行きがちです。
しかし、その商品を購入する前に自分の心に問いかけてみてください。
その商品は、本当にあなたが欲しいものですか?
その商品が定価で売られていたとしても、あなたは欲しいと思いますか?
「安いから買う」を続けていると、本当に自分が必要としているものが分からなくなってしまいます。
大事に扱われることなく、クローゼットや押し入れに眠っているものはありませんか?
「安いから」ではなく「価値を感じたから」購入することで、無駄な出費を減らすことに繋がります。
時間とお金に余裕が生まれて変わったこと
「本当に必要なもの」に囲まれて生活できるようになった
自由な時間が増えたおかげで、ゆっくりと買い物ができるようになり、「自分が本当に必要なもの」を判断できるようになりました。
お気に入りの家電製品や服、雑貨に囲まれて生活することで、幸せな日常を送ることができています。
「自分にとって本当に必要なもの」は、皆さんが思っているよりずっと少なかったりします。
選択肢が増えた
時間とお金に余裕ができたことで、今までにない選択肢を選べることができるようになりました。
- 今まで敬遠していた高級宿への宿泊
- グリーン車やビジネスクラスを利用した快適な移動
- 寝る前に妻とネットフリックスで映画鑑賞
まとめ
共働きの大変さに苦しんでいるご夫婦に向けて、時間とお金の余裕をつくるための方法をお伝えしました。
この記事で紹介している「5つの減らす」を実践してもらうことで、1人でも多くの方が時間とお金の余裕を手に入れて、幸せな夫婦生活が送れることを願っています。
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